GDP付与率、個人業績率、US-GAAPも不誠実回答【団交報告】

 

GDP付与率、個人業績率、

US-GAAPも不誠実回答

【団交報告】

 
 賞与に関し前回6月15日の団体交渉で会社が持ち帰った、US-GAAPの数値に基づく会社業績達成度の説明について、6月30日の団体交渉で組合は説明を再度求めましたが、会社は不誠実な答弁に終始しました。
 さらに、GDP支給率と個人業績率が不整合な人についての是正要求についても、非常に不誠実な会社回答です。
 以下、協議内容をお知らせします。

US-GAAPの数値を示さず逃げる会社

組合 前回、US-GAAPの数値を公表できないということでは会社業績達成度の検証ができないということで、会社に持ち帰ってもらった。
会社 持ち帰ってファイナンスと確認し、USGAAPの数字については開示する考えは無いという回答になる。
 会社業績達成度については貸借対照表に基づいて議論していた。ところが、US-GAAPの数値をもとにしていると言い出したのは会社だ。合理的な説明としてある程度その数字を使った説明をしないとだめだ。
 会社としてはできる範囲で説明を尽くしているという考えだ。
 もう少し納得できるような具体的のある数字を持った説明をしてもらう必要がある。
 納得性を高めるためにどういう説明ができるか、持ち帰る。

GDP付与率と個人業績率の整合について

 前号でお知らせしたように、GDP付与率と個人業績率は共に同じ2016年度の業績評価に基づくものですので、当然、整合が取れていなければおかしいはずです。組合が、整合が取れていない人について是正要求を出したところ、会社は次のような回答をしました。

会社回答

 GDPと賞与・定期俸とは異なるプログラムであり、原資も異なります。ライン専門職は、それぞれのプログラムの趣旨を踏まえ、社員の貢献に対し趣旨に照らして適切に報いるようにしています。両プログラムの評価期間が同じで、その間の社員の努力・成果が共通であれば、付与率と個人業績率がかけ離れることは考えづらいですが、プログラムの趣旨に照らせば両者は完全に一致するようなものではありません。
 上記の次第により、貴組合が行った付与率と個人業績率とのずれの点検は意味を有さず、お答えできかねます。

組合による追及

 例えば労働者が同じ働きをしていると評価されたのに、会社による係数が年度ごとに大幅に違ったら、これは大騒ぎになる。そういった意味で、継続性あるいはコンシステンシーは大事だ。会社としてコンシステンシーのある形で個人業績率などの係数を決定してほしいというのが、組合要求の本質だ。
 コンシステンシーというのはある。組合が言っているのは今年の係数なのか去年からの継続性なのか。
 組合の是正要求のとおりに是正すれば、結果として両方のコンシステンシーが保てるようになる。
 くり返すが、これらの係数が必ずしも一致するものではないというのが会社の考え方だ。
 会社回答でも「両プログラムの評価期間が同じで、その間の社員の努力・成果が共通であれば、付与率と個人業績率がかけ離れることは考えづらい」と言っているではないか。
 これをかけ離れていると見るか、リーズナブルと見るかは、その考えによる。会社の考え方では一人残らずかけ離れないとは言っていない。個々のマネジャーが考えた結果だ。
 一人ひとりの生活がかかっている。間違えましたでは済まない。しっかりとチェック&バランスを保ってほしいというのが組合要求だ。
 回答した通りだ。
 これでは回答になっていない。かけ離れている場合は、なぜそうなったのか説明することも求めている。
  会社としてはかけ離れているとは考えていない。
 例えば個人業績率が70%も出ているのにGDP付与率は0%の人がいる。これでかけ離れていないと考えるのであれば、組合が示した一人ひとりについてその理由を説明してほしい。
 この件については持ち帰る。
 再回答してくれ。

9月1日付給与調整について

 今年の賃上げはどのように考えているのか。
 今、グローバルとの調整をしている。
 組合の要求は、
1.一律4万円の賃上げ
2.賃金減額をしない
3.非正規の方も賃上げ
4.組合が提示している年齢別保障給以上に是正。賃金は団交で労働組合と協議をして決定するのが世界共通の考え方だ。協議の期間を保障できるような時期に、具体的回答を示してほしい。
 春闘への回答を急ぐようにしたい。7月中には方向性を回答する

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